再生可能エネルギーとは
太陽光や風力、地熱、バイオマス(動植物に由来する有機物)といった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーのことです。
再生可能エネルギーの3大特徴
エネルギー源が枯渇しない
再生可能エネルギーは資源が永久に枯渇しないことを条件の一つとして法律で定められています。
原油や石炭などといった化石エネルギーは限りある資源のため、再生可能エネルギーではありません。
「どんな立地でも存在する」
原油・ 石炭などといった化石エネルギーは、いつか枯渇します。太陽・風・水といった自然のエネルギーはどこにでも存在するため、基本的に場所を選ばずにエネルギーを調達可能です。
「 二酸化炭素 を排出しない(増加させない)」
原油・石炭の化石エネルギーの燃焼で発生する温室効果ガスは、地球温暖化の原因となります。再生可能エネルギーは、二酸化炭素を排出しないで電力を生み出すことが可能です。
再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT) とは
固定価格買取制度(FIT)とは、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定期間、固定価格で買い取ることを国が約束する制度です。
この制度により、導入コストがかかる再生可能エネルギー発電設備において費用回収の目途がたちやすくなり、普及の促進に繋がっております。
資料・パンフレット 固定価格買取制度関連
出典:再生可能エネルギー固定価格買取制度ガイドブック2021年版
再生可能エネルギーで発電した電気の買い取り対象
再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)に関しては、上記の中から特に発電分野において安定的なエネルギーの供給、環境負荷低減の目的から導入促進を図るべきものとして、下記の5種類を買取りの対象としております(※)。
- 買取対象:(1)太陽光発電、(2)風力発電、(3)水力発電(出力3万kW未満)、(4)地熱発電、(5)バイオマス発電(木質系、一般廃棄物系)